明治天皇は競馬に対し非常に深い関心を持ち
軍人・華族への馬術奨励にも熱心であった
そのひとつ皇居西の丸に円形に近い1周約738mの馬場をつくり
1875(明8)年:吹上御苑にて初めての競馬を行った
レースは3頭立てが主流であったが
勝負服の着用や降着制度といった先駆的な制度も定められていた
明治天皇は、競馬が社交・外交の場であること以上に競馬そのものが好きであったとも言われている
新聞記事になっただけでも皇居・吹上御苑で16回の天覧競馬が行われ
そして勝者には天皇御手づから
絹縮緬等の賞品や緞子縮緬等を賜っていたそうである
東京府麹町区
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